256 名前:黄色葡萄球菌 投稿日:2006/09/23(土) 23:34:12 id:aMPSLCqS0
>>242
>当然に距離の長い上面の空気の量は薄くなる。

ここが違う。亜音速では、空気が薄くなる効果はほとんど無視できる。
翼の上側で圧力が減るんだ。密度はかわらない。(超音速になると、事情は変化するけど)。

>>206
マジレスすると、ベルヌーイの定理でも飛行機が飛ぶ原理は説明できる。
が、それは翼の回りの気流から、揚力を計算するだけ。
どのよにして、その気流を作るかは説明していない。

翼の回りの気流の計算は、原理上、NS方程式を解けば得られるが、
手で計算できるほど単純ではない。
だから、現代の航空機の設計では、NS方程式を計算機でバリバリと解いて、
シミュレーションすれば、だいたいの設計ができる。
つぎの段階として、ミニチュアを作って風洞実験で行う。
つぎの段階として、それを原寸大まで大きくして、実機を作る。